祖父と私と絵画のはなし

画家であり、祖父である佐藤徹のブログ。アートのこと中心です。

アート

展覧会のお知らせ

ご無沙汰しております。すでに色々なところで告知を出させていただいたり、ご案内のDMをお送りしておりますが、明日9/9〜9/19までの期間、静岡県湖西市のムーンシスターズさんのところで、祖父の3年ぶりの個展を開催します。会場はギャラリー兼カフェとなっ…

春の便り

ご無沙汰していました、もう2月も終わろうとしている中で、2015年初めてのアップです。。実はもう少し暖かくなったら、展覧会へ来てくださった方を中心に、佐藤徹の絵のお便りをアトリエから絵を探して、お届けしようと思います。まあ、多分4月以降になると…

ウィレム・デ・クーニング展

先日、八重洲のブリジストン美術館の展覧会を観てきました。抽象的で何が描かれてるのかよく分からない、でもなんか魅かれます。現代アートなのかなと最初は思ってましたが、第二次世界大戦後に抽象表現主義を先導した一人として、1904-1997まで御存命だった…

来年の予定

来年は絵の撮影と処分の年にしようと思います。今年は祖父の念願だった地中海展も出来たし、絵にまつわる祖父の遺言はあとはよくない絵の処分くらいで、祖父の思い残したことの90%は達成出来たんじゃないでしょうか。機会があればどこかで販売を伴わない形で…

百貨店で展覧会をするということ

ちょっと前になりますが、約1ヶ月前に冷やかしと肝試しと化粧品の買い物を兼ねて、新宿伊勢丹へ行ってきました。服からチョコレート一粒から、あらゆる物が大人の値段でした。エスカレーターを降りていたら、デパート内にギャラリーがあることを知って見に行…

袋井市への絵の寄贈先

佐藤徹が亡くなる直前、病院のベッドの上でお世話になった袋井市へ絵の寄贈をして欲しいと遺したので、書繪堂(ショカイドウ)さん経由で絵の設置をしたのですが、寄贈先がやっと私のところにまで分かりました。市役所の倉庫で埃でも被ることになったら、すみ…

第25回等迦会支部展

湖西市での展覧会もつつがなく終わり、一堂ほっとしています。昨日は祖父へ展覧会が無事終わったことの報告に、お墓参りへ行ってきました。祖父が絵の題材にしたスターチスを一輪添えました。足を運んで下さった皆様、お花や差し入れをくださった方、祖父の…

地中海展の様々なご意見

湖西市のムーンシスターズさんでの展覧会も残すところあと3日となりました。佐藤徹が亡くなってから初めての展覧会で、果たして人は来てくれるのかと冷や冷やしていましたが、蓋を開けてみれば、なんと初日のまだ絵の価格も決まってない内(絵の価格を付ける…

展覧会の搬入を終えて

昨日やっと搬入が終わりました。私は離れて絵を見て無我夢中でこの絵はこっちがいい、あっちがいい、これとこれはぶつかる等、天皇陛下のように言ってるだけでした。 だけども、前々日に急遽、佐藤徹略歴を作り、翌日東京が地震で新幹線や電車のダイヤが乱れ…

個展の5日前の夜より

この前の記事の続きですが、8/14付けの中日新聞の袋井市の地域版に袋井市の原田市長へ祖父の絵を贈呈した親族である私達が記事と写真で掲載されました。載るとしたら市長と佐藤徹の顔写真や絵画が載るくらいだろうと思っていただけに、こっぱずかしい限りで…

展覧会の告知。

最近、知人が病気で入院してしまいました。普段から仲良くしている友人なので良くなってほしいと思い、時々お見舞いに行っています。 病院に行くといつも、祖父が入院してた時の「東大出の看護婦っていうのはお前かー?」と、点滴を替えるか何かしていた看護…

座敷わらし

詳細は不明ですが、一度人手に渡った絵が戻ってきました。 浜松市泉町にある解体業者さんから、なんでも廃ビルか何かに絵が置いてあって、裏に住所が書いてあり佐藤徹の色彩ホームページをご覧になってくださって、ここなんじゃないかと言うことでご連絡を頂…

プレゼント

GW前半静岡に戻っていました。祖父のアトリエで孫の私宛の日記のようなものを見つけました。中を読むと私の子どもの頃の嬉しかったことや困ったこと、私が書いた手紙が貼り付けてあったりして、私としては子どもの頃の話なので、今さら照れくさいことばかり…

地中海の絵

昨日は静岡へ帰ってました。祖父の遺言で、とあるところへ絵画を寄贈するためです。等迦会以外の展覧会には、そう出さないような大きい絵を寄贈するということで、大きい絵の写真を撮り、サイズを測り、タイトルを確認する作業はなかなか骨の折れる作業で、…

アートのモノクロとプロデュース

若い頃、まだ大学にいた頃は先生には偶然デザインに来たと言われたものの、私なりにはデザインやアートに使命感のようなものを持って課題に挑み、小論文のようなものをマジメに書き、また学生同士で展覧会をやってみたりしました。なんていうか仮面優等生で…

銀座の画廊へ

今日は絵画教室の先生である横島庄司先生の絵を観に、銀座のギャラリー惣まで行ってきました。展覧会のハガキとiPadで道を調べながら行って、そう迷わずたどり着きました。少しご年配の方や若い方も観賞にいらっしゃってて、あまり銀座の画廊で緊張するとい…

絵画にまつわる夢の話

先日、銀座とは別の絵画教室に今度は生徒として、油絵の道具やキャンバスを持って行ってきました。 私はまだ書きかけになっている以前こちらでも画像をアップした、10号サイズの檸檬とプールサイドの少女の絵と、またSMサイズの静物画2枚を持って行きました…

サイトの更新とか、展覧会とか。

前々から不調だったのですが、とうとうウチのパソコンが寿命を迎えたようで、電源を入れても起動を繰り返すばかりで通常画面にならず、ブルースクリーンをチラ見せしてから完全に沈黙します。思えば5、6年前に購入したWindows Vistaで、カスタマイズパソコン…

アトリエ@11/28

一昨日、アトリエの整理と、画歴の整理・改良と、佐藤徹が今まで作ってきた絵にのせる詩のようなものが入ったファイルを探したりしてました。祖父が若い頃の写真や、クレヨンで描いたような古い絵や、瑛九賞、文部大臣奨励賞、パリ賞などといった数々の賞状…

後進国ニッポン。

日本は何かと他の諸外国に比べて遅れていると、まるでタクシーの運転手の愚痴のように、いろいろなところから聞きます。例えばこの前書いたとおり、レスポンシブWebデザインもWebのプロフェッショナルに聞くところによると、アメリカに比べれば2、3年遅れて…

祖父のナゾ

この前の土曜日にやっとレスポンシブWebデザインの授業が終わったのですが、私にはよく分からないまま終わりました。東京デザインプレックスという渋谷の学校なんですが、Webの一般コースのクラスを受講した方のみに募集が行われ、レスポンシブWebデザインが…

行きたい展覧会/2013秋

自分的に行きたい展覧会があって、行こう行こうと思ってるのですが、なかなか行く隙がないのでここでまとめちゃいます。 まだギリギリ間に合う、個人がアート作品を購入するということはどんなことなのか? 「アートがあればⅡ 9人のコレクターによるコレクシ…

来る人、去る人。

「佐藤徹の色彩」ホームページを更新しました。 更新で六つ新しい絵が出てくるようにしてあります。晩年の祖父のお気に入りとなった月光荘の絵の具で描いてある絵です。どれもSMや0号くらいの小作品です。 佐藤徹の色彩ホームページ http://satootetsu.web.f…

アプリ:ペン&インク

・今日ネットニュースを見てたら、Amazonから新しいサービスが出ると聞きました。Amazon artという新しいコンテンツで、モネやノーマン・ロックウェルなど有名な絵、または無名な人の絵も含めて多くの種類の作品を、(贋作が出ないように)画商経由で仕入れて…