祖父と私と絵画のはなし

画家であり、祖父である佐藤徹のブログ。アートのこと中心です。

絵画教室@井荻

ある朝たまたまですがジョギングをしていました。それでたまにはコースを変えてみたら、途中で美術用品店を見つけ、絵画教室の生徒募集のチラシを見つけました。

私は銀座にも絵を習いに行ってるのですが、場所的に遠いし、電車が混むので、大きな画材用品を持ってくのが少々恥ずかしいなと実は思ってて、もう少し近くにあればなあと考えていた矢先だったので、(ちょっとうだうだ悩んでから)問い合わせてみました。

横島庄司先生という熊本の方の教室で、私の家から近かったので今日、早速スケッチブック等を持って見学に行きました。本当はこの日に体験入学するつもりでしたが、下書きするのに路線で悩んでしまって迷って結局間に合わなかったので。

先生は無口で見た目が怖そうでしたが(失礼)、厳しくも的確なアドバイスで、私自身でも描いてて、これでいいんだろうかとモヤモヤしてたところが解けてくような感じでした。

また年齢層は高めでしたが、12、3人いらっしゃってて、皆さん活動的で中には両手を広げたくらいのサイズの絵を車で運んで描いてる方もいました。やってることも油彩や水彩だけじゃなく、好きに持ってきた道具で好きなようにやってて和気あいあいとした雰囲気でした。

今度、練馬美術館で来年3月に展覧会をするそうです。

それにしても私は祖父が存命だったときは、あまり積極的に絵を描くほうではなかったのですが(祖父の気迫に負けてたというか)、亡くなってからは祖父の絵がもっと見たい、自分で再現できたら…!、ああ、でも自分のオリジナルの絵も描いてみたい、などという気になってしまって、絵を描くスペースのために東奔西走しています。

祖父の霊が乗り移ってるのかも知れませんね。