祖父と私と絵画のはなし

画家であり、祖父である佐藤徹のブログ。アートのこと中心です。

今年最初の絵画教室

遅まきながら、新年あけましておめでとうございます。

 今日は年が明けてから初めての絵画教室で、かさばる荷物を寒い中、担いで行ってきました。私は昔、祖父に買い与えられた木製の絵の具箱と、月光荘で購入した幌布製のキャンバス用かばんと、その他油壺やゴミ捨て用のビニール袋、iPadなど色々入ったかばんと、更に簡易イーゼルを持って行くので、本当に担いでってる感じです。皆さんはミニのカートなどを使って颯爽と歩いてましたが、私はなんだか、さしずめ行商人みたいです…。

 

今日は自分でも苦手に思っていた解剖図への意識を持って人物を描くようにと言われ悩みました。私はデッサンを描くのが昔からあんまり好きじゃないので殊更、苦手です。でも苦手苦手と言ってても上達しないので、時間ができたら、何か手始めに絵のうまい漫画家の絵の模写でもしてみようかと思います。

何がいいかなあ。漫画家じゃないけど、何か真似するならイラストレーターの酒井駒子さんが描く子どもの絵が好きだなあ。あと寺田克也さんも参考になるかも。漫画の絵を真似るのは受験の絵画スクールでもやる上達への近道らしいですね。

 

あと今日は周りの皆さんの絵を見て気づきましたが、私は色塗りが明るいというか淡くて、軽すぎる感じがします。こういうのも祖父ならええ?!と思う色彩感覚で、ババっと描いちゃうんでしょうが、私は祖父と違って上手じゃないので、色んなところにゴツンゴツンと頭をぶつけて描いてる感じです。

 

あと私が描きたいと思う絵は、構成が複雑で頭の中で思っててもどう描いたらいいか分からなくて、筆が止まってしまいます。昔から考えすぎとよく言われてきて、今日も先生に言われてました。こればかりは祖父の絵でも風景画なので参考にならなくて、自分で解決するしかなくてまた悩んじゃいます。

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