祖父と私と絵画のはなし

画家であり、祖父である佐藤徹のブログ。アートのこと中心です。

大きい絵画の寄贈

先日、祖父である佐藤徹の遺言の一つであった袋井市への絵画の寄贈を無事果たしました。

大きい100号くらいの絵をどこかの老人ホームなどの公共施設へ飾ってもらいたいと、亡くなる2、3日前に言っていたのがその理由です。
そこで、祖父の出身高校である掛川西高校の繋がりから、色んな方に尽力して頂き、最終的に祖父と同じ高校を卒業された袋井市の原田市長へ寄贈の段取りを取り付けて頂きました。お力添えをして頂いた方にはただただ感謝申し上げます。

8月4日に贈呈式を袋井市役所の応接室と市長室で行わせて頂きました。
そこで、広報に載せるためか写真を撮影し、原田市長と握手を交わさせて頂きました。私は緊張することこの上なく、お茶ばかり飲んでました…。
原田市長はお年を感じさせない大変アグレッシブな方で、積極的に絵をどこに飾るか考えて頂きました。。祖父もさぞ、感無量で嬉しかったと思います。

原田市長からお返しにと、市長室に置かれてあった市長の奥様が作られたというステンドグラスの電気スタンドを頂きました。見事な仕上がりのステンドグラスで、そんな高級品に触ったことがないので、どこに置けばいいものかもう、頂いた瞬間は頭が真っ白でした。
今は家の祖父の水彩画の横に鎮座しています。このステンドグラスを点けてワインなどを母と飲んで、祖父の写真と共に乾杯しようと思います。

絵画は袋井市長室や祖父が出た小学校や中学校、月見の里学遊館などで飾られる予定です。機会があれば大きい絵も見て頂きましたらと思います。等迦会へ出品するとき以外には滅多に観れないサイズと迫力の絵ですので、足を運んで頂きましたら幸いです。