祖父と私と絵画のはなし

画家であり、祖父である佐藤徹のブログ。アートのこと中心です。

あじさいの花の絵

今日はずっと欲しかった玄関に飾る一輪挿しの花瓶と、白っぽいピンクと薄いグリーンのバラ2本を購入して、ほくほくしてます。祖父は、私が小さい頃ジャムの瓶みたいなものに花を活けて絵を描くというワイルドなことをしていて(晩年もそうでした)、私は幼心にすごいなーと思って見てました、私のはちゃんときれいなガラス製の高さ6cmくらいの花瓶です…。
花がある生活っていいですよね。花を購入したのには、スケッチして祖父のように上手にはいかなくとも、それに近い絵が描ければいいなあという下心もありでした。

最近探さなければいけない花の絵がありました。それがすごくきれいで、アトリエから探し出した時は「あ、これは!」と思って、コレクションしたかったのですが、祖父の、ある方に絵を寄贈してほしいという遺言があり、またその方は祖父の絵の花の絵が好きで大事に扱ってくれる方でしたので、その方へ寄贈しました。あじさいの花の絵でした。見たのは最初で最後なので、思い出にiPadのカメラ(しかそのとき持ってなかった)で撮りました。人の心を癒せるような絵が描けるのって素敵だなと思います。

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