精神統一と展覧会のお知らせ
今度、3月に展覧会に出す私のほうの絵が遅々として進みません。油彩画はなかなか乾かないし…。
私は絵を描くにあたって、精神統一するようにして、仙人モードでないと描けないタイプなのですが最近は色んなことで忙しくて、恥ずかしながら肉食動物モードになっており、せっかくキャンバスの前に座っても次はどうしたら?と途方に暮れてしまいます。
師走で周りが慌ただしくて落ち着かないからでしょうか。こんなときは過去に行った絵がたくさんカラーで載ってる展覧会の冊子を鑑賞して心を落ち着かせるくらいしかできないですね。
対して、うちの祖父はそんなことお構いなしに毎日、毎晩、夏も冬もガリガリ描いてて、私が絵を描くという行為を萎縮させるくらいにすごかったです。夕食の準備ができて呼べば、暫らくして来るのですが、食べ終わって少しテレビを見ると、またすぐ絵を描くのに没頭していたものでした。そういえば以前、猫の絵が描きたいと言ってたなと思って、猫の絵で有名な竹内栖鳳の展覧会のカタログをあげたら、こんな古典的なの興味ない、と突っ返されました。ホントに我が道を行くタイプだったなあ。
話は変わって、来年の2月くらいに佐藤徹が在籍してた等迦会(とうかかい)の展覧会があって、そこで祖父の絵が観られます。場所は東京の国立新美術館です。多分、大きい絵が飾られるのかな。詳細は近くなったらまたこちらでお知らせしようと思います。