祖父と私と絵画のはなし

画家であり、祖父である佐藤徹のブログ。アートのこと中心です。

ファッション。

ヴィトンやエルメス、ティファニーの関係の仕事をしているイラストレーターであるフィリペ・ジャルジンさんの初のイラスト集というのを、最近ネットニュースで知りました。これは絵やデザインで使えるような軽いイラスト描きの参考になるかもと思い、書店へ見に行ったのですが、思ってたのとイメージが違ってたので購入をやめました。
 
自分で何を求めてたか具体的に良く分かっていないところがあったのですが、もっと今までのファッションのモードがあって歴々のトレンドが分かるようなのを求めてたのかなと思いました。
 
ファッションの世界って、二次元を三次元に違和感なくかっこよく見せる為に色々奇抜なメイクや衣服を纏って、それが女性の(男性も)「これカワイイ!」を呼び起こしますよね。私が中学生、高校生のときにお絵描きする為に、装苑という雑誌や、スーパーモデルという職業が全盛期だった頃の雑誌ELLEを参考にしてました。あの「ファンタジーちっくで豪華〜」なのが見れたら良かったな〜。特別目鼻立ちが美人じゃないのに、表情に何となく魅せられるモデルの方がいて、参考になりました。
 
話しは飛びますが、、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」が好きで読んでいます。この漫画に出てくるスタンドと、ファッションはすごく親和性があって、自分の影・分身であるスタンドと、自分が選んで身に纏うファッション、、どちらも自意識と関係があって、使い方を誤ると自滅するように負けてしまう(ファッションの場合だと、似合わない野暮なスタイルになる)という内容が、ジョジョ特集のときの美術手帖に書いてあって、そうそう、それだよ〜!と以前にえらく納得しました。
 
とりとめのない事を書きました、、、ファッションのトレンドはもう出尽くしたような気もしていたのですが、どこへ向かってどこに行くのか興味があります。
そういう本があれば手にとってみたいです。