祖父と私と絵画のはなし

画家であり、祖父である佐藤徹のブログ。アートのこと中心です。

精神統一と展覧会のお知らせ

今度、3月に展覧会に出す私のほうの絵が遅々として進みません。油彩画はなかなか乾かないし…。 私は絵を描くにあたって、精神統一するようにして、仙人モードでないと描けないタイプなのですが最近は色んなことで忙しくて、恥ずかしながら肉食動物モードにな…

絵が上手くなりたい気持ちは分かるけど

佐藤徹は50歳で画家デビューして間もなく、絵画教室を開いていたことがあります。子ども相手にもやっていたし、浜松の某カルチャースクールや老人ホームでご年配の方向けにやっていたこともあります。そのうち二つは私も受講していました。特にカルチャース…

オシャレな嘘

今日は絵画教室へ一日行って来ました。 来年3月この会で展覧会があって、思えば微妙なときに絵画教室の会へ入ってしまったものですが、10号1枚、SM4枚を油絵で、家に帰っても描かなきゃと頑張ってます。油絵は乾きが遅いから大変です。 うちの祖父はざざっと…

絵画にまつわる夢の話

先日、銀座とは別の絵画教室に今度は生徒として、油絵の道具やキャンバスを持って行ってきました。 私はまだ書きかけになっている以前こちらでも画像をアップした、10号サイズの檸檬とプールサイドの少女の絵と、またSMサイズの静物画2枚を持って行きました…

サイトの更新とか、展覧会とか。

前々から不調だったのですが、とうとうウチのパソコンが寿命を迎えたようで、電源を入れても起動を繰り返すばかりで通常画面にならず、ブルースクリーンをチラ見せしてから完全に沈黙します。思えば5、6年前に購入したWindows Vistaで、カスタマイズパソコン…

アトリエ@11/28

一昨日、アトリエの整理と、画歴の整理・改良と、佐藤徹が今まで作ってきた絵にのせる詩のようなものが入ったファイルを探したりしてました。祖父が若い頃の写真や、クレヨンで描いたような古い絵や、瑛九賞、文部大臣奨励賞、パリ賞などといった数々の賞状…

花の絵

東京に来てからあまりスペースがないのですが、油彩画を描こうかと思っています。アクリル絵の具で描くとか、キャンバスにジェッソを塗ってとか色々やってみたいけど、美術科出じゃないのでよく分からないし、どうなることやら…。それで、 花の絵をきれいに…

佐藤徹の色彩サイト

リニューアルしました。携帯やタブレットでも見れる筈です、多分。。。まだ一部が工事中ですが、よろしければ見てやってください。英訳も付けてみました(英語にするとかっこ良くて。。。)祖父はサイトを見て、自分がこの絵あんまりよくないなというのを見て…

絵画教室@井荻

ある朝たまたまですがジョギングをしていました。それでたまにはコースを変えてみたら、途中で美術用品店を見つけ、絵画教室の生徒募集のチラシを見つけました。 私は銀座にも絵を習いに行ってるのですが、場所的に遠いし、電車が混むので、大きな画材用品を…

渋谷ロフト6Fにて

今日は日本文化研究で知られる松岡正剛さん ×建築家の内藤 廣さんのトークセッションに行って来ました。初めて東京に来てちゃんと著名人を見ました。内藤さんが聞き役、正剛さんが話し役という割り振りのようでしたが、正剛さんは聞き役もお上手で、ときどき…

展覧会ではないですが。

以前、渋谷でもらったDMで、10/30に松岡正剛さんと建築家の内藤廣さんのトークイベントがあり、絶対行かなきゃ!と思ってます。二時間前くらいで席取れるかなあ。 私は地方の美大で故・髙田修地先生から松岡正剛さんを教えてもらって、「知の編集工学」から…

後進国ニッポン。

日本は何かと他の諸外国に比べて遅れていると、まるでタクシーの運転手の愚痴のように、いろいろなところから聞きます。例えばこの前書いたとおり、レスポンシブWebデザインもWebのプロフェッショナルに聞くところによると、アメリカに比べれば2、3年遅れて…

あじさいの花の絵

今日はずっと欲しかった玄関に飾る一輪挿しの花瓶と、白っぽいピンクと薄いグリーンのバラ2本を購入して、ほくほくしてます。祖父は、私が小さい頃ジャムの瓶みたいなものに花を活けて絵を描くというワイルドなことをしていて(晩年もそうでした)、私は幼心に…

祖父のナゾ

この前の土曜日にやっとレスポンシブWebデザインの授業が終わったのですが、私にはよく分からないまま終わりました。東京デザインプレックスという渋谷の学校なんですが、Webの一般コースのクラスを受講した方のみに募集が行われ、レスポンシブWebデザインが…

展覧会に行ってきました。

今日はやっとこさアメリカンポップアート展と、同じく国立新美術館で開催されている“印象派を超えて点描の画家たち”を観てきました。国立新美術館のシンボルマークのデザインは佐藤可士和さんがやっておられるのですね。初めて行って、初めて知りました。 ア…

佐藤徹の絵、ニースの絵画。

袋井にある実家の松の木が茶色くなって枯れてしまいました。祖父の父が、つまり私のひいお祖父さんが植えた松で、祖父の他界と時期を同じくして、病気になってしまったようです。よく成長していた松でした。母に聞いたら、もう切ってしまったようです。私が…

Webの制作と絵画教室

前に言ったように、毎週土曜で期間限定の(もうあと2回残すのみです)レスポンシブWebデザイン(携帯、タブレット、パソコンで見るとき画面サイズが適度に変わる)の教室に通っています。ふと教室内を見渡すとなんか、もともとパソコンやプログラミングに強そ…

二次絵

私の立場からして祖父の話だけするべきなのでしょうが、ネタが尽きてくるなどがあり、仕方ないので私自身が描いたイラストをこのブログに掲載してみると、なぜかいわゆる二次絵(漫画やアニメ)にご興味のある方々が立ち寄ってくださるような気がします。 中…

webの話9/28

今日はWebの授業で渋谷まで行きました。 レスポンシブwebデザインといって、携帯、タブレット、パソコンのどのデバイスでも画面サイズが変わることで、文字の大小や、画面のドラッグ操作なしで支障なく、閲覧できるというwebデザインです。海外では早速無料…

行きたい展覧会/2013秋

自分的に行きたい展覧会があって、行こう行こうと思ってるのですが、なかなか行く隙がないのでここでまとめちゃいます。 まだギリギリ間に合う、個人がアート作品を購入するということはどんなことなのか? 「アートがあればⅡ 9人のコレクターによるコレクシ…

パソコンの買い替え

私はパソコンのソフトに昔購入したアカデミック版(学生・教職員用)のAdobe CS5を持ってます。CS5はグラフィックをやってる人の必須ソフトであるIllustrator、Photoshop、Dream Weaverを始めとした色んなソフトが入っており、このソフトが単体でも確か8万くら…

アップル幻想

アップルは最近になってジョブズ思考との決別をしたそうです。ただ、エネルギッシュで発想に優れ、禅を嗜み、イッセイミヤケ(又はセントクロイ)の黒いタートルをいつも着てたジョブズのこだわりが、アップルの企業ブランドを伸ばしたんだと言えると思います…

来る人、去る人。

「佐藤徹の色彩」ホームページを更新しました。 更新で六つ新しい絵が出てくるようにしてあります。晩年の祖父のお気に入りとなった月光荘の絵の具で描いてある絵です。どれもSMや0号くらいの小作品です。 佐藤徹の色彩ホームページ http://satootetsu.web.f…

【デザイン・Web】業界に入りたいと思う人へ

私は大学でデザインを勉強した後、デザインの会社で数年間仕事をしました。それから確か故郷でやってた職業能力訓練?でやってたWebスクールののちに、上京してWebの勉強をもう一度ちゃんと勉強しようと東京へ下見に来たとき思いました。 都内のミームデザイ…

Webの授業の話。

今日はWebの授業で渋谷に行きました。東京デザインプレックスというところです。若い人やリア充?な方が多くて私は年齢的についてけません。。。先生もお若い方にみえます。大きくいうとデザインとwebの二本立ての授業構成ですがデザインのほうは知らないで…

ファッション。

ヴィトンやエルメス、ティファニーの関係の仕事をしているイラストレーターであるフィリペ・ジャルジンさんの初のイラスト集というのを、最近ネットニュースで知りました。これは絵やデザインで使えるような軽いイラスト描きの参考になるかもと思い、書店へ…

ヘッダー変えました。

佐藤徹の絵が少し観れるように変えました。いずれ、「佐藤徹の色彩」ホームページのほうも代表作だけに変えていこうと思いますが、遺品の片付けが膨大でまだ先の話になりそうです。 なんせ祖父に絵の倉庫やアトリエの1/3、よくないのを切り裂いて処分場に持…

お絵描きしました@iPad

この絵はこの前の夜、寝る前にふっと浮かんで、薄暗い部屋の中でiPadで描いたものを元に、更に女性と窓と赤いこうもりだけ抽出して、設定を(特に女性の帽子とドレス)確認するような意味で描いてみました。 女性は貝殻で出来た帽子を被り、赤いこうもりを多く…

画廊は別に怖くない。

2011年の8月、祖父がまだ元気だったとき浜松の街中で展覧会を開きました。レンタル料はかかったのですが、破格に安かったし、普通の画廊と違って絵が売れた場合の歩合制?も発生しなかったです(その貸しスペースはもう今は閉鎖されましたが)。祖父は私に展覧…

想像上の絵とシャガール

前回、絵を描くのに漫画の延長線上みたいで悩むと描きましたが、そこから抜け出すのに私が最近参考にしてるのが、なんとマルク・シャガールです。祖父もシャガールが好きで何冊か画集を持っていて、更に南仏のシャガール美術館ヘ一人で行ったこともありまし…